
マジック初心者は独学で上達できる?実際に練習して分かったこと
マジック初心者は、独学でも上達できるのでしょうか?
結論から言うと、マジックは独学でも上達できます。
ただし、僕はセンスのある人ほど独学でも上達するスピードが速いと思っています。
ここで勘違いしてほしくないのは、「センスがない人は独学では上達できない」という意味ではありません。
センスがなくても、練習を続ければ少しずつ上達していきます。
あくまで、上達するスピードに違いが出るということです。
今回は、実際に独学でマジックを練習してきた僕の経験から、マジックを独学するメリット・デメリットについて書いていきます。
僕がマジックを独学で練習していた頃
僕が初めてマジックに興味を持ったのは小学生の頃です。
もちろん、その頃は独学でした。
そして月日は流れ、ふじいあきらさん、からくりどーるさん、ムッシュ・ピエールさんなどのマジシャンがテレビで活躍していた頃、僕は再びマジックに興味を持ちました。
テレビで活躍するマジシャンたちに憧れて、また独学でマジックを練習しようと思ったのです。
しかし、そこで壁にぶつかりました。
コインロールやクラシックパスなど、技法が難しすぎたのです。
練習してもなかなかできるようにならず、僕は一度マジックから挫折してしまいました。
僕自身は、独学だけでどんどん上達できるほどのセンスは、残念ながらなかったようです。
ただ、これはあくまで僕の場合です。
実際に、独学でマジックを練習して上達していった人を僕は何人も知っています。
そして僕の場合、ある転機が訪れました。
それが、マジック仲間との出会いです。
マジック仲間にマジックを教えてもらったり、自分のマジックを見てもらったりすることで、僕のマジックの上達スピードは、独学だけで練習していた頃よりも大きく上がりました。
この経験から、僕は「独学にもメリットはあるけれど、人に見てもらうことも大切なんだ」と感じるようになりました。
マジックを独学するメリット・デメリット
ここからは、実際にマジックを独学してきた僕が感じたメリットとデメリットを紹介します。
マジックを独学するメリット
1.自分のペースで練習できる
マジックを独学する大きなメリットは、自分のペースで練習できることです。
誰かに合わせて練習する必要がないので、自分が納得するまで同じ技法を繰り返し練習できます。
また、人間関係に気を遣うことなく、自分のマジックに集中できるというメリットもあります。
「今日は一人で集中して練習したい」というときにも、独学なら自分の好きなように練習できます。
2.自分で考える力が身につく
世の中には、マジックの本やDVD、動画など、さまざまな教材があります。
しかし、マジックの教材には専門用語が多く、初心者にとっては意外と分かりにくいこともあります。
特に本の場合は、実際の動きを自分の頭の中で想像しながら練習しなければなりません。
そのため、
「この動きはどういうことだろう?」
と自分で考える機会が増えます。
こうした経験を積み重ねることで、マジックの仕組みや技法を自分で理解する力も身についていくと思います。
3.好きなマジックを自由に選べる
独学なら、自分が好きなマジックを自由に選んで練習できます。
マジック教室などでは、決められたテーマに沿って全員で同じマジックを練習することもあります。
もちろん、それにはそれでメリットがあります。
しかし、その中に自分が興味を持てないマジックや、どうしても苦手な技法があった場合、モチベーションが下がってしまうこともあります。
独学なら、
「このマジックをやってみたい!」
と思ったものを、自分で選んで練習できます。
好きなマジックを練習できるので、モチベーションを維持しやすいのも独学のメリットだと思います。
マジックを独学するデメリット
1.自分の間違いに気付きにくい
マジックを独学するうえで、僕が一番大きなデメリットだと思うのが、自分の間違いや変な癖に気付きにくいことです。
実際にマジシャンの方から「独学だと変な癖がついてしまうことがある」と聞くこともあります。
そして、これは僕自身も経験しました。
僕は以前、エルムズレイ・カウントという技法ができていると思っていました。
そこで知り合いのマジシャンに自分のエルムズレイ・カウントを見てもらったところ、
「ちゃんとできていない」
と教えてもらいました。
もちろん、そのときは悔しかったです。
「できている」と思っていたものが、実際にはできていなかったわけですから。
しかし、その指摘は正しいものでした。
その後、別のマジック仲間にも正しいエルムズレイ・カウントのやり方を教えてもらい、練習を続けたことで、現在ではなんとか形にできるようになりました。
この経験から、自分ではできていると思っていても、他の人から見ると改善点がある場合があると実感しました。
2.自分のマジックを客観的に見るのが難しい
独学でマジックを練習していると、当然ながら自分一人で練習する時間が多くなります。
すると、
- 自分の見せ方は自然なのか
- 観客から技法が見えていないか
- 動作に不自然なところがないか
- マジックとして分かりやすく見えているか
といった部分を、客観的に判断するのが難しくなります。
動画を撮影して自分で確認する方法もありますが、それでも自分では気付けない部分があります。
だからこそ、実際にマジックを知っている人に見てもらうことには大きな意味があると思います。
3.モチベーションを維持するのが難しい
僕がマジックを独学していて挫折しやすかった最大のポイントは、モチベーションの維持でした。
マジックには簡単にできるものもあれば、何度練習してもなかなかできない難しい技法もあります。
その難しい壁にぶつかったとき、一人で練習していると、
「もうできなくてもいいかな」
と諦めてしまうことがあります。
反対に、マジック仲間がいれば、
「この技法どうやってるの?」
と聞いたり、
「ここまでできるようになったよ!」
と見せたりできます。
こうした交流が、練習を続けるモチベーションにもなります。
独学+マジック仲間を作るのがおすすめ
ここまで独学のメリットとデメリットを書いてきました。
では、僕はどうするのがおすすめなのか。
僕のおすすめは、「普段は独学で練習し、時々マジック仲間に見てもらう」方法です。
「独学か、人に教えてもらうか」の二択ではなく、両方を組み合わせればいいと思っています。
例えば、マジックサークルに参加して気の合うマジック仲間を作る方法があります。
また、マジックバーに通って、マジック好きのお客さんやマジシャンと交流する方法もあります。
僕自身も、マジック仲間との交流によって、独学だけでは気付けなかったことをたくさん教えてもらいました。
もちろん、人付き合いが苦手だったり、たくさんの人と交流するのが疲れてしまったりする人もいると思います。
その場合は、無理にたくさんの人と付き合う必要はありません。
自分と気の合うマジック仲間を一人でも見つけられれば、それだけでも十分だと思います。
マジックサークルなら、自分に合った雰囲気のところを探してみるのもいいでしょう。
僕個人としては、毎週参加しなければならないような場所よりも、まずは月1回程度のペースで参加できるマジックサークルから始めるのもおすすめです。
マジックバーも毎回通う必要はありません。
お金もかかるので、月1回、あるいは2か月に1回程度でもいいと思います。
通っているうちに、マジックをやっている常連さんと知り合えることもあるかもしれません。
まとめ:マジックは独学でも上達できる
今回は、**「マジック初心者は独学で上達できるのか?」**というテーマで、僕自身の経験を交えて紹介しました。
最初に書いた通り、僕はセンスのある人なら、独学でも比較的早くマジックが上達できると思っています。
ただ、センスがないから独学では上達できないというわけではありません。
時間をかけて練習を続ければ、少しずつ上達していくことはできます。
そして僕自身の経験からすると、
「普段は独学で練習し、分からないところはマジック仲間に見てもらう」
という方法が、一番おすすめです。
一人で練習する時間も大切です。
しかし、誰かに自分のマジックを見てもらうことで、自分では気付けなかった癖や改善点を教えてもらえることがあります。
もしマジックを独学で始めようと思っている方は、まずは自分の好きなマジックから練習してみてください。
そして、もし機会があれば、マジックサークルやマジックバーなどで一緒にマジックを楽しめる仲間を探してみるのもおすすめです。
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