
マジックの場で、なぜその話が出たのか
僕はその現場に、これまで二度足を運んでいます。
そして後から振り返ると、そこで起きた出来事は偶然ではなかったように感じています。
一度目は、他のお客さんがある有名マジシャンの話題を出した時のことでした。
その流れの中で、
「○○くんとはメールのやり取りをしている仲なので」
という発言がありました。
もちろん、話題を振ったお客さん側に非はありません。ただ、その場は人脈を誇示したり、関係性を示す場所ではなく、マジックを楽しむための空間です。
そのため僕は、この発言に少し違和感を覚えました。
二度目に客として訪れた際、今度は僕自身が、偶然有名マジシャンの方に会えたという話をしました。すると、
「ああ、顔見知りで」
といった言葉が返ってきました。
これらを個別に見れば、些細な会話かもしれません。ただ、同じ方向性の発言が重なったことで、僕の中には「これは偶然ではないのではないか」という感覚が残りました。
初心者に向けられた言葉とは思えなかった
マジックを始めてまだ日が浅い僕は、当然ながらできない技も多くあります。
そのこと自体は恥ずかしいとも思っていませんし、むしろこれから覚えていく段階だと思っています。
ただ、その場では僕が技のアドバイスを求めたわけでも、披露をお願いしたわけでもありませんでした。
それにも関わらず、
「僕ならこうやりますよ」
と、複数の高度なテクニックを実演される場面がありました。
確かに技術はすごいと思います。ただ、その瞬間、マジックを楽しむ場の空気が、少しだけ変わったように感じました。
学びではなく、比較の場になってしまったような感覚です。
本物のマジシャンとは
僕は本物のマジシャンに沢山会っています。共通して言えるのが、観客を主役にたてていました。
そしてテクニックを見せつけるのではなく、テクニックでも難しいものは難しいというし、出来ない事は出来ないというマジシャンばかりでした。
僕はどうなりたいかは、一目瞭然、断然後者です。この記事は人の否定ではなく、こうはなってはいけないよという自分自身にも注意喚起を向けた記事です。
僕はプロマジシャンにはならないですが、後者のようなマジックを出来る人物のようになって行きたいです。
そういった意味では良い経験だったかも知れませんね。
しかし、そうはいってもこのような反面教師のような人に出会った時、正直かなりイライラしました。
ただ、ここで相手と同じ土俵に立ってしまったら意味がありません。
僕が選んだのは、「自分の機嫌は自分で取る」という選択でした。
マジックの練習をやめて、甘いものを食べて一度リセットする。
それだけで、不思議と気持ちは落ち着いてきます。
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僕はこういう時、コンビニで適当に買うより「ちゃんと美味しい甘いもの」を選ぶようにしています。
自分を雑に扱わない、という意味で。
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