
障がい者グループホームの世話人・支援員は誰でも応募できる。でも、誰にでも務まるほど甘い仕事ではない
前回の記事では、障がい者グループホームそのものについて解説しました。
今回は、そこで働く世話人・生活支援員の仕事について、実際に入居している私の視点も交えてお伝えします。
👇世話人の仕事内容についてはこちら👇
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◆ 結論:資格や経験がなくても応募できる。でも“軽い気持ち”で働くと必ずつまずく
まず大前提として、世話人・生活支援員になるために資格や経験は不要です。
グループホーム 世話人 求人で検索すれば沢山出てくると思います。またグループホームの世話人の業務内容も「簡単な調理・掃除・見守り」など楽そうな文面に見えるかもしれません。さらに面接に合格すれば、今日からでも挑戦できます。
しかし——
「家事ができればなんとかなる」
「ちょっとしたバイト感覚でできそう」
という軽いノリで入ると、ほぼ確実に挫折します。というか利用者側の僕たちからしてもお断りです。
グループホームはさまざまな障がい特性を持つ利用者が暮らしています。
その生活を支えるということは、家事以上に“人と向き合う力”が必要になります。
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◆ 世話人と生活支援員の違い
同じ「支援員」に見えますが、役割は大きく異なります。
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◆ 世話人(ホームの生活を支える役割)
主な業務:
料理・掃除・洗濯などの家事
利用者の体調管理
金銭管理のサポート
薬の受け渡し
悩み相談やコミュニケーション
※身体介護(排せつ・入浴など)は行いません
利用者の“生活の雰囲気”をつくる仕事で、
人との距離感がうまく取れる人ほど向いています。
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◆ 生活支援員(身体介護も担当する専門寄りの職種)
主な業務:
食事介助・入浴・排せつなどの身体介護
日中の活動支援
状態の変化の観察
必要に応じて世話人業務も兼務
生活支援員は、グループホームだけでなく
就労継続支援、移行支援、デイサービスなどにも配置されます。
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◆ 世話人・生活支援員に向いている人の特徴
ここからは、実際に利用者として生活する私の経験を踏まえて書きます。
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<世話人向きの人>
● ① 洞察力のある人
利用者は、ちょっとした違和感や言動の変化で不安定になることがあります。
それに気づける人は、ホームの雰囲気を守る大きな力になります。
● ② 家事が好きな人
炊事・洗濯・掃除は毎日の仕事。
家事が得意な人は、業務を安定してこなせます。
● ③ 会話が好きな人
利用者は話すことで安心します。
雑談の中から体調や気分を読み取れるのも重要です。
● ④ 臨機応変に動ける人
体調不良、トラブル、急な変更…想定外は日常茶飯事です。
その中で“次に何をすべきか”考えて動ける人は強い。
● ⑤ 打たれ強い人
利用者は調子が悪いと暴言を言ってしまうこともあります。
真に受けすぎると続きません。
感情のコントロールができる人は長く活躍できます。
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<生活支援員向きの人>
● ① 要領を掴むのが早い人
身体介護は“慣れ”が必要です。
手順やコツを早く理解できる人ほど向いています。
● ② 洞察力がある人
体調の変化、気分のムラなどを読み取れると支援の質が上がります。
● ③ 相手の立場で考えられる人
“自分だったらどうされたいか”を想像できる人は、利用者から信頼されます。
● ④ コミュニケーションが苦にならない人
利用者の性格、相性、悩み、不調のサインは会話の中に現れます。
話しやすい支援員は本当にありがたい存在です。
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◆ 世話人・支援員の仕事は想像以上に大変。でも「ありがとう」が何よりの報酬
ここまで読むと
「大変そう…」
と思う人もいると思います。
実際、簡単ではありません。
でも——
利用者からの
「ありがとう」
「今日も助かった」
「〇〇さんがいると安心する」
この言葉の重みは、本当に大きいです。
私は利用者として生活していますが、
信頼できる世話人さんがいるだけで、生活の質は大きく変わります。
そのくらい“影響力のある仕事”なんです。
この記事が、これから世話人・支援員を目指す人の参考になれば幸いです。
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