
障がい者グループホーム選びを失敗しないために入居中の私が詳しく説明します
「障がい者グループホームってどんな雰囲気?」「実際に住んだらどうなの?」
そんな疑問を持つ人は多いと思います。
たぶん“グループホーム=高齢者施設”みたいなイメージの人もいますよね。
でも実は 障がいを持つ人が暮らすためのグループホーム(共同生活援助) があり、僕も今まさにそこで生活しています。
この記事では 実際の入居者である僕が、リアルな日常から種類の違い、選び方、見学のチェックポイント、失敗した事例まで全部正直に書きます。
これからグループホームを探す人が、僕みたいに失敗しないようにして欲しいからです
■ 障がい者グループホームとは?
障がい者グループホーム(共同生活援助)とは、障がいのある人が3〜4名程度で共同生活をしながら、世話人さんから生活サポートを受けられる住まい のことです。
- 食事
- 入浴
- 洗濯
- 相談支援
- 日常生活の手助け
などを受けながら、できる部分は自分で行う “自立を助ける場所” です。
私は「高齢者施設みたいな場所なのかな?」って思っていたけど、
実際はぜんぜん違いました。
“ひとり暮らしとサポートの中間地点” という感じです。
🌟【グループホームの種類】
■ グループホームの4種類
グループホームは大きく4つの種類に分かれています。
1. 介護サービス包括型
2. 外部サービス利用型
3. 日中サービス支援型
4. サテライト型住居
以下で、それぞれを分かりやすく説明します。
◎ 1. 介護サービス包括型
最も多いタイプ。
日常生活(食事・入浴・排せつ・相談など)を包括的にサポートしてくれる グループホーム。
- 夜間の見守り
- 日中の連絡調整
- 余暇活動のサポート
障害支援区分に関係なく利用できます。
◎ 2. 外部サービス利用型
ここは世話人さんが身の回りのサポートをしますが、
介護が必要な部分は外部の事業所を利用する タイプ。
比較的“自立度の高い人向け”です。
◎ 3. 日中サービス支援型
日中の支援を受けながら生活できるタイプ。
重度寄りの利用者さんが利用することが多い グループホームです。
◎ 4. サテライト型住居
一人暮らしに近い生活ができる“単身型”のグループホーム。
住む部屋は本体と別ですが、食事や相談は本体施設で可能。
2年間の利用期限あり
自立練習に向いたタイプ
障害者支援区分について

障害者支援区分とは、どのくらい支援が必要かを1〜6の数字で表したものです。
1がいちばん支援の必要度が低く、数字が大きくなるほど「日常生活で必要な支援の量が多い」という意味になります。6がもっとも支援度合いの高い区分です。
ここで大事なのは、
区分が高い = 障害そのものが必ずしも重い、というわけではない
という点です。
たとえ障害の程度が比較的軽くても、
生活の中で支援が必要な場面が多い
一人暮らしだと不安が大きい
といった場合には、支援区分が高くなることもあります。
ちなみに僕は、
軽度知的障害
自閉スペクトラム症
などの診断があり、パソコンもこうして打てるくらいですが、**支援区分は「3」**です。
これは「完全に一人きりだとしんどい場面もあるので、そこそこ支援が必要」という判断が出ている、というイメージです。
グループホームでの実際の流れ
ここからは少し具体的に、実際に僕が住んでいるグループホームでの生活の流れをお話しします。
「説明は分かったけど、結局どんな暮らしになるの?」という人向けのリアルな部分です。
👇平日のざっくりした1日の流れを下記図解で説明👇

朝7:00頃〜 朝食
9:00頃〜 それぞれ作業所・就労先・通所施設へ出発
16:00頃〜 グループホーム開所・利用者が順番に帰宅
夕食・入浴・自由時間
就寝
私の場合は在宅勤務という少し特殊な働き方なので、日中もグループホームにいることがありますが、こういうケースは事前に「相談支援専門員+グループホーム側」との相談で決めていく形になります。
「日中も家にいることになるけど大丈夫?」
という人は、必ず見学や面談のときに正直に相談してください。
施設によって対応可能かどうかが変わります。
コロナ禍前後の違い
今、僕の住んでいるグループホームではコロナの影響で
·食事は各自の部屋でとる
·リビングでのんびり集まる時間が制限されている
というルールになっています。
コロナ前は、みんなでリビングのテーブルを囲んで食事をしていたそうです。
実は私は、入居前
「利用者同士で食事やイベントに参加するの、正直ちょっと怖いかも…」
と思っていて、この“みんなでご飯”のスタイルがネックで一度は「ここやめとこうかな」と考えたこともありました。
でも、実際に生活してみると距離感を保ちながら自分のペースで関わり方を選べる。
というバランスがあって、結果的には**「ここを選んで大正解だった」と今は感じています。**
世話人さんとの関わり方
私が住んでいるグループホームは一軒家タイプで、
利用者それぞれに個室
リビングやキッチンは共有
開所時間中は世話人さんが常駐
という形です。
世話人さんは主に、
食事の準備
片付け
ちょっとした家事
利用者の相談や悩みを聞く
雑談・話し相手
などをしてくれます。
この“家庭的な空気”がかなり大きくて、
僕は**「寂しさでしんどくなる時間がほとんどなくなった」**と感じています。
二年前の同じ時期、僕は本気で人生に絶望していました。
焦って最初に選んだグループホームは正直、失敗でした。
でも、今のグループホームに移ってからは
>「ここは、今の自分にとって本当に正解だった」
と実感できています。
👇世話人のなり方については下記をご覧下さい👇
グループホームの“建物タイプ”いろいろ
グループホームと一言で言っても、建物の形はけっこうバラバラです。
僕の住んでいるような一軒家タイプ
マンションの一室を借りて、各部屋に利用者が住むタイプ
小規模な“寮”のような建物で、10人前後が暮らすタイプなどがあります。
どれが正解というより、自分の障害特性、人との距離感の好み、音や匂いなどの感覚過敏の有無集団がしんどいか、一人が寂しいか
……このあたりとの相性で決めるのがとても大事です。
世話人さんとサービス管理責任者
グループホームで一番関わるのは世話人さんですが、
その上に サービス管理責任者(サビ管) という立場の人がいます。
サビ管は、個別支援計画(ケアプラン)の作成、利用者と世話人さんの間の調整、トラブルや不安の相談窓口、施設全体の支援の方向性を決める人といった役割を持っています。
グループホームを利用したい でもちょっと待って。
グループホームだけに限らずですが、このような施設を利用するにあたっては、社会福祉協議会やどこかの事業所の相談支援員をつけることをおすすめします。
あくまで僕の考えですが、事業所自身が相談支援員を設けているところもありますが、住もうと思っている事業所とは繋がりのない違う相談支援員さんをつけるのが良いかなと私は思います。
もちろん良い事業所で良い支援員さんも沢山存在します。しかし、中には残念ながらいい加減な施設があるのも事実で、実際に僕が以前に住んでいる所はお世辞にも良い所とは言えませんでした。
すべて同じ事業書に統一してしまうと閉鎖的になり、利用者の意見が取りにくくなる恐れも出てきます。極端な例の場合ですが、虐待があっても事業者の思いどりにさせられてしまいます。
さて、あなたがどこか良さそうなグループホームが見つかったとしましょう。但し、焦っていきなり居住は日にちが許すならば絶対にさけてください。
一番の良い流れは入所したいグループホームに見学→体験入所→入所の順で行きましょう。相談支援さんに頼むことも出来ますが、可能であれば、自ら見学しているかどうかの問い合わせをしましょう。但しあくまで無理はしないでください。電話応対、見学などからも会社の質がみえる可能性があります。もし、自分で出来なかった場合でも相談支援員さんに印象を聞くのも一つの手です。
見極めのポイント
電話応対で見極めたいポイント
・電話応対して頂いた方の話し方(暗い話し方をしていないか?愛想は良いか?礼儀は正しそうか?冷たい話し方か)
凄くしっかりしている会社であれば、必ず受付の電話の方が名前をいってくれたり、お待たせしましたなどを必ず言うと思います。愛想が良い電話応対してくれる場合、ある程度相手の方を不快にさせないようにしてくれていたり、それが自然にできる方などが考えられます。今住んでいるグループホームに見学のお願いをした時、電話応対してくれた方がもの凄く上手な対応をしてくれまして非常に好印象を抱きました。
但し愛想が良い=良い会社と決めつけるのはやめましょう。不在だった場合、相手の方も忙しいので仕方ないですが、何回もかけても出ない所はやめた方が無難かなと私は考えます。忙しいだけという可能性もありえますが、もし電話場号が表示されるタイプの電話だった場合には何回かけてもかけ直してくれない会社の可能性もでてきます。
これもあくまで私の意見ですが、ブログなどホームページがある場合はそこのグループホームのホームページもチェックを入れるのもお勧めします。ブログは数年前からほったらかしになっていないか?もしブログの更新が止まるにしてもしばらく休止しますと書かれているとまだ良いほうかなと思います。完全にほったらかしだと私個人の意見ではやめておいたほうが賢明です。
いよいよ見学日がやってきました 気をつけるポイントは?
見学で見極めたいポイント
・名刺をくれた方の説明の話し方(冷たい話し方?面倒くさそうにしてないか?)
肩書がサービス責任者の場合は相性も重要になってきます。厳しそう?優しそう?など。自分に厳しくして欲しいならそのような方が理想でしょうし、そのサービス責任者や管理者の考え方によってもそこのグループホームが合う、合わないが出てくると思います。ちなみに今、私がすんでいるグループホームではサービス責任者の方が見学に対応して頂いたのですが私はその方に絶大な信頼をおいています。
見学時や体験入居の時には障がい特性を伝えた方がより配慮を行ってもらえるかもしれないです。
- その近辺の治安や交通状況
もしあなたがグループホームに入居になった場合、毎日そこが帰る家となります。なので、その近辺の交通状況などは把握しておいた方がよいと思います。駅から30分歩かないといけない、最寄りのバス停から一時間歩かないといけないなど億劫になる場所は避けましょう。後は、近辺にコンビニやスーパーなど日常品を取りそろえる店があるのも理想かなと思います。
- 住んでいる利用者さんはどのような人
可能であれば先に住んでいる利用者さんの性格など聞ける範囲で聞いておくと良いでしょう。あなたと相性が悪い場合、住む場所が辛いものとなってしまいます。割り切れる場合はそれでも良いのですが、私のように割り切れない場合は特に重要になってきます。
グループホームの住居における見学のポイント

1.玄関
玄関はグループホームの特徴を表す重要な見極めポイントです。見学が決まっているにも関わらず、ぐちゃぐちゃだった場合そこの会社は管理もしっかりしていない可能性が大きいです。.
あくまでまだ見学に来ただけのお客様です。そのお客様を大事にしない=会社の評判も気にしないにつながります。靴は出しっぱなしか?出してあるにしても、靴はまはそろえてあるか?見学の申込みが決まった段階である程度の準備をするのが普通です。傘立てがぐちゃぐちゃ?ゴミが散らかっていないか?を見ていくのも判断材料の一つとなります。
2.トイレ
可能であれば、トイレに行きたくなくてもあえてトイレを借りてください。トイレも会社の質を表します。古いかではなく、掃除が行き届いているかが重要なポイントになります。トイレットペーパーは補充してあるか?見学の時にトイレットペッパーがなかったら、お客様がトイレを借りる可能性を考えていない可能性も出てきますよね?また逆に掃除が行き届いていれば、綺麗好きな世話人さんや管理もしっかりとやっている可能性もあることになります。
3.浴室
玄関、トイレと同じようなポイントももちろんチェックをいれておいて良いのですが、お風呂の場合はその浴槽の広さなど、お風呂でくつろぎたい方は重要になります。またシャンプーやリンスはボディーソープは浴室におけるかなども確認していてもよいでしょう。
4.居室
あなたのお部屋となる大切な見学ポイントです。部屋の広さや洗濯物は部屋干しか?ベランダで干せるか?などあなたが毎日の大半を過ごす場所です。机やベッドは置けるか?どのくらい家具がおけそうか?あなたのプライベートや置きたい家具に合わせてしっかりチェックしましょう。あとコンセントの数なども調べていくとよいでしょう。
5.リビング
リビングはグループホームによっても違ってくるかもしれませんが、食事前や食事後などに利用者様が多く集まる場所になります。このような所にはイベントなどがある場合にこちらのような場所に貼ってあることが多いかなと私は思っています。この貼り紙のイベントがいつに行われるのかをチェックして見てください。二年前など過去の貼り紙がいくつも貼ってあった場合はかなり危ないと思っても良いかもです。そこまで手が回らない・管理が行き届いてない可能性が出てきます。
ついに体験入所です。体験日のチェックポイントは?
・ご飯は手作りか?湯煎か?弁当か?
私の前回のグループホームの失敗談と一つとして、夕飯が弁当だったことがあります。これは本当にお勧めしません。最初は良いかも知れませんが、毎日毎日同じ味付けの弁当を食べることになります。毎日です。絶対にいつか飽きがきます。食べる楽しみもなくなってしまいます。
私は飽きてしまい、嗚咽がでるぐらいにきつくなってしまいました。また逆に言えば、そこまで利用者のことも考えておらず、以下に時間短縮して業務を回せるかに重点を置いていしまっているとも捉えられますし、言われても仕方がないかと感じてしまいます。
ちなみに私の現在すんでいるグループホームは完全な手作りではないものの人の手が加わることになり、世話人さんもそれぞれアレンジを加えてくれたり、食べる直前になるべくご飯を炊いてくれたりというようなことをしてくれています。
・利用者さんの表情やあなたとの相性
ここも利用者さんに失礼にない程度に表情をチェックしてください。夕食などは絶好のチャンスです。居づらそうにしていないか?世話人にビクビクしていないか?あなたと利用者さんの相性は良さそうかなどです。利用者さんが気兼ねなく過ごしているようであれば、世話人さんと利用者さんとの関係づくりがよく出来ている証拠です。
グループホームはあくまでもあなたの家です。世話人さんの目ばかりを気にさせるような施設づくりではいけません。生き生きしている顔の人が多ければ多いほどそこは良い施設なのかなと私は感じます。
・世話人さんの表情や相性
利用者さんももちろん大事ですが、世話人さんも同じくグループホームに大事な存在であり、利用者となるあなたにとっても大事な存在になるのが世話人さんです。世話人さんの表情やあなた以外の利用者さんとの関わり方、あなたとの相性などチェックすると良いでしょう。
世話人さんがどこか疲れたような表情をしてないか、利用者さんに冷たい当たり方をしていないかなどは私なら必ず判断材料に入れます。この2つがあまり良くないようであれば、やはり私の意見は選ぶのはやめたほうがよいかなと思います。
私のグループホーム選びで失敗した話
ここまでは体験までに行うことをあげてきましたが、ここから少しではありますが、グループホームで失敗した私自身の事例を参考までにあげて行きたいと思います。私は家庭の事情や私自身の状況などから焦って入所を決めてしまいました。
その結果、最終的に最初のグループホームでの入所は大失敗に終わってしまいました。私がチェックポイントにあげた箇所がやはりそこのグループホームはかなりお粗末な部分もありました。ブログは短文、一年前以上から放置、トップの人があまり愛想もなく、部下のものに対しての態度など気になる面は多々ありました。
引っ越してからわかった事なのですが、やはりそこのグループホームは同業者や福祉施設から評判も悪いものでした。私、利用者自身からみても、立場に必死な管理者の失礼な言動や行動、半ば追い出しのような形で私自身を追い出した経営者など、取るに足らずで、ましてや半年に一回は必ずやらなければいけないモニタリングも今振り返ってみれば私は判子さえ押した記憶がありません。つまり不正に助成金をもらっているということです。
最後にグループホームを入所のお考えのあなたへ。良いグループホームになるかどうかはあなた自身で変わります。
さていかがでしたしょうか?グループホームの説明やチェックポイントなどをあげて行きましたが、これだけは言えるのはどんなに重点的にチェックをして体験しても、その選んだグループホームが良い場所になるかどうかはあなたの心構えによっても変わってきます。
あまりにも相手に合わせる必要はないですが、世話人さん、利用者さんと共に人間同士。私は今、現在住んでいる所で一つ大きな失敗をしてしまいました。この施設、世話人さんが大好きが上に理想を求めすぎていたのかも知れません。
なのでこれから住むであろうあなたはその失敗をしないで欲しいかなとも思います。そこのグループホームで住んでいてあなたが無理ない程度で頑張れそうであれば、そこは譲ってみたり、どうしても我慢出来ないよいうであればサービス責任者さんに相談してみるなどあなたも良い関係作りを築きあげて行きましょう。あなたのこれからの人生がより良くなりますようにと願いをこめてこの記事は終わりにしたいと思います。


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