母の喪失感から立ち直った矢先の不快な出来事を恋が救ってくれた
少し前に亡くなった母の喪失感から、やっと立ち直りつつあるな…と思っていた矢先、またちょっと心をざらつかせるような出来事がありました。詳しくは書きませんが、その出来事のせいで、ようやく落ち着き始めていた気持ちがまたグラッと揺れてしまったのです。
でも、そんな中で――まさかの出会いがありました。
ほんの一瞬で心を奪われる感覚。人生で初めて「一目惚れ」というものを体験したのかもしれません。
「この子、可愛い…できればお付き合いしたいな…でも、話しかけるなんて無理。LINEなんて聞けるわけない」
そんな気持ちが頭の中でぐるぐるして、心臓がバクバクして、妙に汗ばんで、落ち着かなくて…。あれは完全に“恋”だったと思います。
僕は今41歳。正直、人を好きになるって感覚自体が、学生時代ぶりなんじゃないかな。
あの頃は、好きな人ができても遠くから見てるだけで、告白なんてとてもできなかった。想いを伝えられないまま終わって、ただひとりで消化してた。
そんな僕が、今回――ほんの少しだけ勇気を出して、LINEを聞いた。
その人にパートナーがいるのかどうかもわからないし、正直、恋が成就するかなんてまったく想像できません。
でも、LINEが返ってきただけで嬉しくなったり、既読がつかないだけで不安になったり。
まるで学生時代の自分が戻ってきたみたいです。
お母さんに恋愛相談なんて、一度もしたことがない。
母に恋の相談なんてしたことがありません。でも、もし今生きていて、相談できたとしたら、きっと笑ってこう言う気がする。
「うまくいくといいね。まさかたつきさんたくが恋人ほしいなんて言うとは思わなかったけど、でも応援するよ」って。
優しく笑って、僕の背中をちょっと押してくれる、そんな母の顔がふっと頭に浮かびました。
この恋がどうなるかは、今はわかりません。
でも、誰かを本気で好きになるって、こんなにもあたたかくて、切なくて、不器用で、でも生きてる感じがするんですね。
この気持ちを、大切にしていこうと思います。
――そんな今日は、ちょっと照れくさいけど、久しぶりの恋のブログで締めくくりです。
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