映画「ブラック・ショーマン」レビュー|東野圭吾×福山雅治×マジックの世界
「東野圭吾×福山雅治×マジック」──この組み合わせ、面白くないわけがありません。
僕は普段からマジックバーに通うほどのマジック好きで、福山雅治主演の映画「ブラック・ショーマン」は予告編を見た時点から期待値が爆上がりでした。
東野圭吾といえば「ガリレオ」を思い浮かべる方も多いですが、今回の福山雅治は物理学者ではなく“元マジシャン”という役どころ。ガリレオファンとしても、マジック好きとしても、見逃せない映画でした。
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映画「ブラック・ショーマン」のあらすじ
(AIによる要約を補足)
物語は、結婚を控えた女性・神尾真世が故郷で起きた父の殺人事件の真相を追うところから始まります。
真世の前に現れたのは、元マジシャンである叔父・武史(福山雅治)。巧みなマジックと人間観察力を武器に、警察とぶつかりながらも事件の真相に迫っていきます。
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見どころ:福山雅治が披露する“リアルにありそうなマジック”
福山雅治演じる武史が披露するマジックは、ただの演出ではなく「実際にマジックバーで見られるようなリアル感」がありました。
僕自身マジックバーに何度も通っているので、「あ、これなら本当にできる!」と感じる場面が多く、思わずニヤリ。
また、真世が「父がなぜ殺されたのか」という問いから目を背けず、強い意志で真相に挑む姿も印象的でした。
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映画を観た感想・評価
僕自身も推理しながら観ていましたが、見事にハズレ(笑)。
ラストは自分の感情と重なり、涙が止まらない場面もありました。
ただし、犯人の動機には全く共感できず、胸糞悪さすら感じる部分も。そういう意味では「後味の良いミステリー」ではなく、心に刺さるタイプの作品でした。
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残念だった点(ADHDの僕の視点)
素晴らしい映画だった一方で、気になった部分もあります。
例えば、終盤の武史の謎解きシーンでこの言葉は必要だったのかと思う場面や、マジシャンを辞めた理由が最後まで明かされない点。
ADHD特性を持つ僕にとっては「集中が途切れる引っかかり」となり、少しモヤモヤが残りました。
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まとめ:「ブラック・ショーマン」はガリレオとは違う魅力
「ブラック・ショーマン」は、誰かがトリックを仕掛けた殺人事件ではなく、「なぜ父は殺されたのか」という人間ドラマに焦点を当てています。
ガリレオのような科学トリックを期待すると拍子抜けするかもしれませんが、マジック好きや東野圭吾ファンならきっと楽しめるはず。
外れ映画では決してなく、むしろ心に残る一作でした。
気になる方は、ぜひ映画館で鑑賞してみてください!
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💡マジック繋がりということもあり、あまりにもメンタルの不調が続くので全国のマジックバーを巡ろうと唐突に思いつき、その初日にいったマジックバーです。
僕は基本マジックも映画もネタバレ無しで記事を書くのですが、この時はマジックのオーナーさんからもネタバレOKをもらっていてこの記事だけはネタバレ前回で書いています。
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