
今回のドラえもんは旧ドラえもんの中でも人気が高い海底鬼岩城のリメイク
「なんだ、死ぬんですか。」
子どもの頃は何も感じなかったこのセリフが、 大人になった今、全身をゾクッとさせた。
今回僕が観にいった映画はドラえもん・のび太の新海底鬼岩城です。旧ドラえもんの中でも海底鬼岩城は人気の高い作品でよくこの海底鬼岩城をリメイクしてくれた!ととても嬉しい気持ちです。そんな今回はリメイク版海底鬼岩城の感想や旧ドラえもんとの違い、ADHDの僕ならではの視点などを踏まえて映画レビューを書いていきたいと思います。
あらすじ
のび太·しずか·ジャイアン·スネ夫の四人は夏休みに海へいくか山へ行くかで意見が割れていた。ドラえもんの一票で山へ行くか海へ行くかが決まるとドラえもんに意見を求めるが、暑さの余りにイライラし、のび太達を追い出してしまう。
寂しそうにしているのび太を見て、海底なら海も山もあるからそこに行こうと提案する。
全体を通しての感想
バギーの性格は、オリジナルの原作よりも柔らかめな印象で悪態をつく場面もあまりありませんでした。これは今の時代背景を考えると致し方ないのかも知れません。
そして原作との違いはまだあり、原作ではバギーが心を許しているのはしずかちゃんだけで描かれていますが、リメイク版のバギーはのび太にも心を許しているような描写でした。
そのような描写があるおかげか、スネ夫やジャイアンが抜け駆けをしバギーで宝探しをしにいく途中でテキオー灯の効き目が切れた時の「なんだ 死ぬんですか。人間なんて威張っていてもこんなものなんですね」というセリフには大人ながらにゾゾゾッと怖さを感じました。
このセリフは今の時代なら議論になってもおかしくないセリフだと思います。そのセリフを良く削らずに残してくれたなと制作陣には拍手を送りたいです。
ラストのバトルシーンは少し淡白に感じたもの、このリメイク版の海底鬼岩城は大成功の部類では無いでしょうか?
ADHDたつきさんたくの視点
僕はADHDで細かい矛盾があるとストーリーに集中出来なくなる特性があるのですが、さすがはドラえもん映画非常に分かりやすく、ADHDの過集中が良い方向に働いてくれました。
バギーの無機質な「なんだ 死ぬんですか」に恐怖を感じた理由
僕が海底鬼岩城を初めて見た時は子どもで、その時には死というものが身近な存在ではなく、当時は同じ言葉を聞いても恐怖を感じませんでした。
ですが、大人になった今、母の死を経験し大切な人がなくなるというのはどういう事なのか身を持って経験したからこそ、感情を持たないバギーのなんだ死ぬんですかという無機質なセリフは今回非常に怖く感じたのだと思います。
まとめ:僕はリメイク版の海底鬼岩城は映画館で見る価値ありと太鼓判を押します。
どうしても原作が人気が高い分、賛否は分かれてしまうと思います。原作ではのび太やドラえもんにも冷たかったバギーが、リメイク版では性格が少し丸くなっていてドラえもんやのび太にはそこまで冷たくありません。
だからそこがあんなのバギーじゃないと批判する人もいると思います。
ですが、僕は少し丸くなったバギーの性格が「なんだ死ぬんですか」という非常に怖いセリフは際立たせていたと感じました。
リメイク版も感動しましたし、興味を持った方は是非映画館でお楽しみ下さい。

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